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6年前の人工骨頭置換(後方アプローチ)のPJI。腸腰筋膿瘍から股関節に波及。​骨頭はMigrationして臼蓋底に嵌入

Case 10

症例:87歳代 男性 

術後6年

術後6年6ヶ月

術後6年.jpg
術後5.5年.jpg

XX年10月 左大腿骨頸部骨折に対して人工骨頭置換術

XX+2年10月 フォロー終了 グランドゴルフもできる

XX+5年12月 自宅で転倒も骨折は指摘されず経過観察

XX+6年1月 疼痛増悪し歩行不能

 WBC 11200 CRP 9.92 CTでは腸腰筋膿瘍

 膿瘍を穿刺→培養から大腸菌 抗菌薬MEPM → CMZに 

 CRPは陰性化せずとも、ADL自立し退院。外来通院へ

XX+6年6月 CRP 上昇

 股関節痛増悪、歩行困難に。

骨頭は臼蓋に嵌入、臼蓋の軟骨下骨は

​硬化している。

さて診断と治療方針は? 

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2020.5.1 Harima-Himeji General Medical Center HGMC Orthoplastic trauma center​

Akihiro Maruo

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