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勇気が道を開く。

圓尾 明弘

夏の出雲の骨関節感染症学会の帰り。車で1時間ほどの松江空港に善家先生と向かう途中に松江城にちょっと寄り道。天守で心地よい風に吹かれて、城を後にしようとすると、短パン姿の若者が声をかけてきた。どうも学会に参加していた先生でお城を巡っている間声をかけるべきかずっと悩んだ末に最後に決断したらしい。

単身秋田から一人でやってきて、帰る飛行機がないから電車で1時間の松江城に来たらしい。その偶然と声を掛ける勇気にCLAP!

せっかくだからそばでも食べに行こうとなり、じゃあ病院に見学に来る?ってことになり、2ヶ月の時を経てそれが実現しました。

たまたま見学の日は2例の手術があり、昼は姫路城が見える食堂でランチ。術前の計画の建て方、それを踏まえた術中の判断、術後の管理方法など伝えることができたかなと思います。

せっかくだから会食でもと、ライトアップされた姫路城を見てから当院の若手と交流。自分なら声掛ける勇気ないなーと同世代の若者たち。

11月には秋田でセミナーがあるので再開しましょうと固く握手。







 
 
 

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